『会社設立のポイント』

3-1-(1) 定款に記載する事項


●定款とは?
定款は、会社のルールを決めた規則集です。
定款には、「会社の商号」や「本店所在地などの基本情報のほか、「株主総会はいつ開くのか」「決算期はいつにするのか」「取締役は何名にするのか」など、さまざまなことを決めてすることができます。
●定款の作成から認証までの流れ
定款を作成するのは発起人です。発起人全員で作成し、公証役場で認証を受けます。認証とは、「正当な手続きによってなされたことを公の機関が証明する」ことです。
株式会社の定款は、公証人の認証がなされていないものは効力を有しません。定款は会社のルールを決めた大事なものなので、後日の紛争を防ぐため、また内容を明確にするために、公証人の認証を経なければ、登記を申請することもできません。
定款の認証までの大まかな流れは、次のようになります。
● 定款の作成から認証までの流れ
①定款の作成に必要な事項を決める
②発起人の印鑑証明書および実印を用意する
③定款を作成する
④公証役場で、事前に定款の確認をしてもらう
⑤公証役場に行って、正式に定款の認証をしてもらう
⑥定款の謄本を取得する

●定款に記載する事項と一般的な定款の構成
定款に記載する事項は大きく分けて次の3つの種類があります。
①記載しておかないと無効になる「絶対的記載事項」
②決めたら記載しなければいけない「相対的記載事項」
③記載するかどうかは自由である「任意的記載事項」
絶対的記載事項は必ず決めなければいけませんが、それ以外は発起人次第で、会社独自のオリジナルの定款をつくることができます。
定款は、一般的には6~7つの章に分かれ、記載する内容を分類しています。各章に表題をつけ、第1章は「総則」といい、会社の商号や本店、目的など会社の基本情報を書きます。最終章は「附則」となります。

森井 啓之

代表 行政書士

森井 啓之

東京大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。法務部で、民法改正への対応、リーマン・ブラザーズの破産管財人との英語での激しい交渉を経て莫大な債権回収(詳細は守秘義務)に成功。また、個人融資における遺言・相続業務など幅広い経験を積んで参りました。皆様に、迅速かつ丁寧で最高の法務サービスをご提供させて頂ければ幸いです。

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