『会社設立のポイント』

2-2(1) 決めたことをチェックシートに書こう


●決めなければいけないこと
会社の基本的な情報を決めていくうえで、気をつけなければならないのは、法律上必要な事項を漏らさないようにすることです。会社の設立には、「定款の認証」と「登記」が必要であることは説明したとおりです。これらに必要な事項が漏れていれば、定款の認証が受けつけてもらえなかったり、登記の申請をしても取り下げなければならなかったり、やり直しに余計な費用と時間がかかってしまいます。

●チェックシートをコピーしよう
本書では、必要な事項を漏れなく決めることができるよう、次項に「決定事項チェックシート」を用意したので、A4サイズに拡大コピー (140%程度)して使ってください。

会社の規則集である定款を作成するにあたっては、自分で決めなければ先に進まない事項と、一般的に記載されている文言をそのまま使えば十分な事項があります。

前者は、会社の商号(社名)や本店住所など、決定事項チェックシートに記載していく事項です。商号や本店住所は、当然ながら、ほかの会社の情報を丸写しにするわけにはいかないので、自分で決めなければなりません。事業の目的や資本金の額、役員の構成・任期なども会社の根幹を成す重要事項なので、よく考えて決めます。逆にいえば、チェックシートに記載されている事項以外は、特に必要がないかぎり、定款サンプル例 にしたがい、そのまま書き込むだけでも大丈夫です。

以下、項目順に解説していくので、決まった事柄を、実際にチェックシートに書き込んでいきましょう。チェックシートが完成したら、定款を作成する準備完了となります。


森井 啓之

代表 行政書士

森井 啓之

東京大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。法務部で、民法改正への対応、リーマン・ブラザーズの破産管財人との英語での激しい交渉を経て莫大な債権回収(詳細は守秘義務)に成功。また、個人融資における遺言・相続業務など幅広い経験を積んで参りました。皆様に、迅速かつ丁寧で最高の法務サービスをご提供させて頂ければ幸いです。

 お問い合わせ
contents
↓応援ポチ感謝です↓
にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ
様々な法律知識