契約書作成マニュアル

(3)契約書締結の意味合い


(1)の通り、原則として、契約をどのような方式で締結するかは当事者の自由に任されていますが、企業活動にあたっては「契約書」を書面で締結することが極めて重要です。

①契約内容の明確化
契約当事者双方で同意した内容を書面として残すことで、各契約当事者の契約内容の解釈に相違が基本的になくなります。契約当事者が履行する義務が明確になりますので、契約期間中に契約内容が適切に履行されることが期待されます。
※契約締結後の契約期間中も随時契約内容を適切に把握し管理することが必要です。(特に、「自動更新条項がある契約や契約期間が長期となる契約については留意が必要です)

②紛争回避・予防
・契約当事者双方が同意した各契約当事者の契約上の権利・義務が面上明確になることで、将来的に紛争に発展するリスクが低減します。

③証拠保全
仮に契約の相手方が契約上の義務を果たさない場合には、民事判で義務の履行をすめることを検討することになります。契約書は、その場合に相手方の契約上の義務の方もその義務が発生していること等を証明するための重要な証拠となりえます。


森井 啓之

代表 行政書士

森井 啓之

東京大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。法務部で、民法改正への対応、リーマン・ブラザーズの破産管財人との英語での激しい交渉を経て莫大な債権回収(詳細は守秘義務)に成功。また、個人融資における遺言・相続業務など幅広い経験を積んで参りました。皆様に、迅速かつ丁寧で最高の法務サービスをご提供させて頂ければ幸いです。

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