かけだし行政書士の奮闘日記

大手金融機関での経験 その2


前回の続きですが、私は短期金融市場を経験した後、国内債券と外国債券のトレーダーとなりました。この仕事は最高に面白かったです。

短期金融市場は日銀のゼロ金利政策と量的緩和政策により、ほとんど金利が動かず、ダイナミックに運用するというよりも、この静かな市場でマーケットの勉強をしながら資産運用部門のエリートを育成しようという会社の意図があったように思います。

入社して気づいたことは、私は事務能力が異常に高く、どの仕事でも正確に迅速にこなせるということです。昔から周囲の人間は頭が悪いと思っていましたが、社会に出て自分が異常に優秀だということに気が付きました。但し、その分態度が大きかったかもしれません。その点は今でも反省点です。

国内債券と外国債券のトレーダーになった後、マーケットの動きを見ながらトレードする作業をしていましたが、これが非常に面白い。こんなに面白い仕事は、おそらくないのではないかと思います。ですから、個人でFX取引にはまってしまう人の気持ちはよくわかります。

自分の瞬時の判断で利益を生み出していくという仕事の興奮と言ったら、口には表せないほど面白いものです。

また、この仕事を通じて、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの外資の超一流の証券会社の人材との交流が出来たことは大きな財産となりました。

外資系の人材は、基本的に非常に優秀です。しかし、中には私の目から見ても「少し落ちるな」という人材がいます。そういう人材は、すぐにレイオフされていつの間にかいなくなっています。

しかし、成功者は非常に大きな名声と富を手にすることができます。外資では「マネージングディレクター」という役職になるのが一つのゴールなのですが、優秀な人は30代でその役職に就きます。

年収はおよそ5000万円で、非常に大きな権力を手にします。その会社の中でマネージングディレクターというのは日本の会社でいうと常務待遇ですので、誰も何も言えません。仕事で交流している方の中で、外資のマネージングディレクターになりあがった方がいらっしゃいましたが、人間的にも仕事的にも超優秀でした。正直、私よりも仕事ができる人間に初めて出会ったな、という感想です。

そのような経験の後、会社は私を資産運用部門のエースとして育成するために、イギリスのバークレイズ・キャピタルという外資系証券に出向させます。(続く)

 

三鷹はなさく行政書士事務所
森井 啓之


森井 啓之

代表 行政書士

森井 啓之

東京大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。法務部で、民法改正への対応、リーマン・ブラザーズの破産管財人との英語での激しい交渉を経て莫大な債権回収(詳細は守秘義務)に成功。また、個人融資における遺言・相続業務など幅広い経験を積んで参りました。皆様に、迅速かつ丁寧で最高の法務サービスをご提供させて頂ければ幸いです。

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