遺言、相続に強くなる!

ケース7 こまごまといろんな財産があるけど、何もしなくても大丈夫?


●金額が少なくても手間がかかるのは同じ
「どうせ私には大した財産がないから、遺言書なんていらない」と考えるのは早計です。たとえひとつひとつの金額は小さくても、銀行や証券会社などあちこちに口座がある場合は、それだけ相続手続きが必要になるので、特に相続人の数が多いと大変な負担になります。

●遺言執行者を決めれば、その人だけで手続きできる
このような場合は、遺言書にすべての金融機関の口座を記載して、遺言執行者を1人決めておけば、その人だけで相続手続きが可能になるため、相続人の負担を大幅に減らせます。財産の総額は大きくなくても、複数の口座を持ち、相続人となる人が2人以上いるのであれば、ぜひ遺言書を作ることをおすすめします。

また、口座数は少なくても、相続人が海外にいたり全国に散らばっている場合は、将来相続手続きを行うのが難しそうなので問題があります。

「文例]
・遺言者は、遺言者の有する以下の預貯金を、遺言者の長男田中一郎、長女の佐藤花子、二女の鈴木みどりに3分の1ずつ相続させる。
(預貯金の記載は省略)

・遺言者は、長女の佐藤花子を遺言執行者に指定する。


森井 啓之

代表 行政書士

森井 啓之

東京大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。法務部で、民法改正への対応、リーマン・ブラザーズの破産管財人との英語での激しい交渉を経て莫大な債権回収(詳細は守秘義務)に成功。また、個人融資における遺言・相続業務など幅広い経験を積んで参りました。皆様に、迅速かつ丁寧で最高の法務サービスをご提供させて頂ければ幸いです。

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